2023年12月生まれの赤ちゃん、人気の名前は?

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 育児支援サイトを運営するベビーカレンダー(東京都渋谷区)が、2023年「12月生まれベビーの名付けトレンド」を発表しました。

男の子は「ネイチャーネーム」も人気

 調査は2023年12月1日から同月25日、同社のサービスを利用した「2023年12月生まれ」の子どもを対象に実施。調査人数は計7320人(男の子3751人、女の子3569人)です。

「名前ランキング」の女の子では、「凛」(「りん」など)が1位となりました。2023年の年間ランキングでは2位に入った人気の名前で、同年8月以来4カ月ぶりの首位獲得です。次いで、同率2位が「陽菜」(「ひな」など)、「陽葵」(「ひまり」など)、「翠」(「すい」など)となっています。

 注目の名前は、古風で日本的な「レトロネーム」の代表格である「葉止めネーム」。同社によると、トップ100に7つの名前がランクインしたといい、「彩葉」(「いろは」など)や「絃葉」(「いとは」など)、「乙葉」(「おとは」など)、「詩葉」(「うたは」など)、「涼葉」(「すずは」など)が入りました。また、46種類の名前で、114人に名付けられていたということです。

 一方、男の子の1位は「蓮」(「れん」など)、2位は「結翔」(「ゆいと」など)、3位は「陽翔」(「はると」など)でした。2023年の年間ランキング首位だった「蓮」が、前月に引き続き月間首位を獲得しており、人気の高さをうかがわせます。

 また、トップ10には自然を感じさせる「ネイチャーネーム」が多数入る結果に。波がなく穏やかな海の様子を表す「凪」(4位)や、船や人が集まる場所を意味する「湊」(5位:湊、6位:湊斗)、紅葉が色鮮やかに色づく様子を思い浮かべる「楓」(6位:楓・楓真)、草木が青々と茂る様子を連想する「蒼」(9位:蒼大・蒼空)、のびやかに育つ樹木を意味する「樹」(9位)を用いた名前が8つランクインしています。