フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)、マクラーレンのランド・ノリス(2023年11月15日撮影)。(c)ANGELA WEISS / AFP

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【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するマクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)は26日、チームと複数年の契約延長にサインし、去就に関する臆測に終止符を打った。

 すでに2025年シーズン終了までマクラーレンと契約を結んでいた24歳のノリスは、今回の新契約によってライバルのレッドブル(Red Bull)に引き抜かれる可能性があるとのうわさを消し去った。マクラーレンには2018年シーズンから所属している(当時はテストドライバーとして)が、2023年シーズンはスロースタートとなっていたことで、チームを離れる可能性があると伝えられていた。

 結果的に6回の2位フィニッシュを記録するなどして総合6位に入り、キャリア最高の成績でシーズンを締めくくったノリスは、「昨年成し遂げたことや最初から一緒にいるチームのことを考えると、レースで優勝して選手権制覇を果たす目標に到達するという自分の物語を続けたいのはこのチームだ」と語った。

 さらに「マクラーレンこそが一緒にやりたいチームだ。彼らが自分をフォーミュラワンに引き入れ、この機会を与えてくれた」とし、「だからある意味で、彼らに恩を感じている。自分はこのファミリーの一員であり、今の居場所をとても楽しんでいる。違うチームに行ったり、楽しめなかったりすることは望んでいない」と述べた。

 ノリスはF1でこれまで計104レースに出場し、計13回の表彰台を記録。次はGP初優勝を目指している。

【翻訳編集】AFPBB News

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