『NCIS』ギブスの若い頃を描くスピンオフ制作決定!マーク・ハーモンも参加
大ヒットドラマ『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』でおよそ20年にわたってチームリーダーを務めてきたリロイ・ジェスロ・ギブス。この人気キャラクターを主人公にした前日譚が制作されることが分かった。米Deadlineなど複数のメディアが伝えている。
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ハーモン親子の持ち込み企画?
米CBSで2003年から放送が始まった『NCIS』に当初から参加し、シーズン19途中で去ったギブス。この度、パイロット版制作なしでシリーズ化発注が下された『NCIS: Origins(原題)』は、1991年を舞台に、NCIS捜査官として歩み始めたばかりの若かりし頃の彼を描くという。
本家でギブスを演じたマーク・ハーモンはナレーターとして参加。さらに、『NCIS』で何度か若かりし頃のギブスを演じたマークの実の息子ショーンとともに製作総指揮も務める。今回の主演はショーンではなく別の俳優が演じることになるようだ。
この新シリーズについて、ショーンが以下のように述べている。「ギブスというキャラクターは僕の人生において大きな部分を占めてきました。父が作り上げてきた役柄として見てきただけでなく、自らがその若かりし頃を演じる栄誉にも与ることができました。そして、彼の若い頃には伝えるに値する物語があるとずっと感じていたので、父たちとともにプロデューサーとして、愛されてきたキャラクターの新しい面を伝えることに関われることにワクワクしています」
先のショーンのコメントだけでなく、CBSスタジオのデヴィッド・スタフ会長が、「ショーンとマークが若きギブスを描くというワクワクするような企画を持ち込んだ時、これは我々が次に語るべきストーリーだということが分かりました」と発言していることからも、これはマークとショーンが立ち上げた企画のようだ。
『NCIS: Origins』は2024〜2025年シーズンの新作ドラマとして予定されている。
CBSの前日譚ドラマといえば、『NCIS』とかつて全米視聴率ランキングで首位を争っていた『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』から作られた『ヤング・シェルドン』は7シーズン続くヒット作となった。『NCIS』もそれに続けるだろうか。(海外ドラマNAVI)
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参考元:米Deadline