激辛ラーメンどハマりYOUが、青森で名店発掘の旅へ!中村倫也も参戦!:YOUは何しに日本へ?

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日本を訪れる外国人たちを空港で勝手に出迎え、アポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分〜)。今回のテーマは「激辛!イメチェン!初対面!?刺激が足りないYOUたちのシビレ旅SP!」。刺激的なYOUが続々登場する95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?


羽田空港で声をかけたのは、青森で美味しい激辛ラーメンを探したいという、アメリカ出身のコナー(19歳)さん。実は1年前から母親と三沢(青森県)に住む大学生だが、この日は台湾ひとり旅からの帰宅中だったそうだ。

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1週間ほど前に東京に遊びに行って、神田の『鬼金棒(きかんぼう)』で初めて激辛ラーメンを食べてからというもの、すっかりその魅力にハマってしまい、今度はぜひ地元の名店を発掘したいという。しかも、「激辛ラーメンは学校の悩みも忘れさせてくれる! 人生を幸せにしてくれるんだ!」というから、タダごとではない。ついて行きたいとお願いすると、OKということで密着決定!


10日後の朝、新青森駅でテンションあげあげのコナーさんと再会。しかも1泊2日で効率よく巡ろうと、事前リサーチも抜かりない。

さっそく向かったのは、五所川原市の『福士豆腐食堂』。昭和6年創業の老舗豆腐店が開いた、豆腐料理メインの食堂(2016年〜)だ。麻婆豆腐の定食も味わえるが、看板メニューは『麻婆おぼろラーメン』。辛さレベルが10段階あるなか、コナーさんは「6辛」をセレクトしたものの、お店の方から「5辛以上は上級者。得意な人にはオススメしているけど…」と止められ、「5辛」にチェンジ。とはいえ、「適度な辛さにして、ラーメンの味もしっかり楽しむのが僕の流儀さ!」と、やる気は変わらずだ。


青森ラーメンの定番・煮干しスープに、激辛麻婆おぼろ豆腐(自慢の激辛餡+唐辛子ソース)を合わせてできた『麻婆おぼろラーメン』(880円〜)。ご覧のとおり、辛味ありとなしとでは、色もこんなに違う! さて、お味のほうは…?


「麻婆豆腐の辛さと煮干しスープが絶妙にマッチして超美味しい。激辛ラーメンは心も体も温めてくれる。幸せな気分にさせてくれる最高の食べ物さ!」とご満悦!「ア〜!」「ア〜!」と感嘆のため息をあげ続けながら、難なく完食。外に出た時の寒暖差も爽快、これも激辛を食す醍醐味なのだそう。
その後、青森市の『つじ製麺所』と『俺のイケ麺』へ。ここでも、「ア〜!」という感嘆のため息は止まらない!


午後8時、今夜の宿はどこかな〜と思ったら…、費用の節約のため、なんと自宅へ(笑)!それは旅じゃないかもしれないが、何はともあれ、ママのエイミーさんにお世話になります。

3歳で両親が離婚し、16年間エイミーさんが女手一つでコナーさんを育ててきた。そんな2人が日本に移住した理由は、コナーさんが日本に行きたがっていたから。それならばとエイミーさんが日本で仕事を探したところ、タイミングよく三沢基地での仕事が見つかった。「YouTubeで日本文化を紹介する動画を観て、ずっと憧れてたんだ」というコナーさんは、おかげで日本に移住できたことに感謝している。現在は深夜カフェのバイトで貯金し、学費の大半は自分で支払っているそうだ。そんなYOUの夢は、旅好きのママを、コナーさんの稼いだお金で旅行に連れて行ってあげること。今回最高の激辛ラーメン店を見つけて、次は一緒に食べに行きたいという。


2日目。三沢市から青森市へ移動し、朝から向かったのは、ネット評価が高かった期待のラーメン店『あさ利』だ。昭和44年創業の老舗人気店で、多くのラーメン賞を獲得している。朝ラーということで、辛さは少し控えめの3分の1(やや辛め・1,000円)をオーダー。ちなみに辛さMAXの「普通/1辛」は、一味とコショウが超大量に混ぜ込まれ、明らかにデンジャーな雰囲気が漂う。

食べてみれば、ネギの甘さとスープの辛さが相性抜群、チャーシューも最高! 40年以上営む店主の浅利さん(79歳)に、「これが熟練の味なんですね、感動しました」と、リスペクトし声をかけた。浅利さんは、ママのために美味しい店を探すコナーさんを「親孝行だ」と褒め、また来たら連絡を…と、お互い約束するのであった。


続いてランチタイムは、八戸市の『夢幻』へ。ここではガッツリ豚骨系を。超極太麺にからむ大量のハバネロが、まさにdeath!


激辛ラーメンの旅を締めくくるのは、青森市『にっぱーまる』の激辛味噌ラーメン。「ジワジワくるスパイスの辛さがめちゃくちゃヤミツキになるね!」と食レポし、店内の他のお客さんから応援されつつ、額に汗して完食! 2日間かけて、激辛ラーメン6食を制覇できたところで密着は終了。「今回は急ぎ足で回ったけど、次はお母さんとゆっくり食べに行くよ」と、夢を描いた。


そして、スタジオでは中村倫也さんが登場し、『福士豆腐食堂』の麻婆おぼろラーメン(5辛)をお届け。3人で試食することになると、中村は「テレビに向いてないくらい(辛いものが)得意」だと豪語し、普通のラーメンを食べるかのように、淡々と「ウマい」と感想を。バナナマンが、「辛ぇ!」ともだえ苦しむと(笑)、中村は「いいなぁ、辛がれて」と笑うのであった。