オリックス・山本由伸【写真:小林靖】

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「彼らはヤマモトのことがどうしても必要だと考えている」

 オリックスからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す山本由伸投手の争奪戦が、ニューヨークに本拠地を置く2球団による一騎打ちになるのではと、MLB公式のマーク・フェインサンド記者が関係者の話として報じた。

 ヤンキースは6日(日本時間7日)、2対5のトレードでフアン・ソト外野手とトレント・グリシャム外野手を獲得した。次の動きとして「注目をヤマモトに向けることが予想される」。11日(同12日)には米国で面談すると言われている。

 一方のメッツは先週、スティーブ・コーエンオーナーが日本にまで出向いて山本由伸と対面した。某関係者の話として「メッツとヤンキースの2球団になるだろう。彼らはヤマモトのことがどうしても必要だと考えている。これはおもしろいことになるかもしれない」。10年3億ドル(約429億円)規模にまで跳ねあがっているとされる争奪戦の行方をにらんだ。(Full-Count編集部)