櫻井翔主演「大病院占拠」続編に「ギャグに振り切る」証言の“開き直り内幕”

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 今年1月期に放送された櫻井翔主演のドラマ「大病院占拠」(日本テレビ系)だが、続編として2024年1月期に「XXX占拠」の放送が決定した。櫻井のファンすらも驚きを隠せなかった一報だが、「XXX」には大病院に続く占拠先の舞台が、後日、情報解禁されるという。

「大病院占拠」は、櫻井が演じた休職中の刑事・武蔵三郎が、鬼の面を被った武装集団に占拠された大病院を舞台に、人質を救い出そうと奮闘するサスペンスドラマだった。和製版ダイ・ハードと期待する向きもあったが、フタを開けてみれば、

「櫻井の動きが鈍く、派手なアクションシーンが満載なのにドタバタ感が否めず、爆破などのCGも作りがチープ。ドラマ好きの視聴者からは『ネタドラマ』として、毎回放送後にSNSにはツッコミの声があふれました。武蔵が3階の高さから放り出されたのに無傷で直後に動き回ったり、妻が窓から落下するシーンではどう考えても間に合っていないタイミングなのに、カット変わりで手を掴んでいるなど素人が作ったようなドラマでした。櫻井もスタッフも本気で制作していたので、視聴者にヤユされショックを受けていたとか(笑)」(民放関係者)

 そんな「大病院占拠」のラストシーンで続編を匂わせる演出があったものの、まさかファンも「ネタドラマ」の続編を本気で作るとは思っていなかったのだろう。日テレの発表後、SNSでは多くの応援メッセージが寄せられている。それにしても今回はどんな施設を犯人たちは占拠するのか?

「続編は神奈川県内某所と言われ、豪華客船が予想されています。他にSNSでは、神奈川県にはない架空の民間空港とか、水族館との予想も。何にせよ、すでにSNSでは大盛り上がりで、思いのほか来年1月期ドラマの注目株になっている形です」(スポーツ紙記者)

 これに気をよくしたのか、制作サイドも今回、思い切った戦略をとっているとか。

「もはや、ネタドラマの続編と思われることは明白なので、いっそのこと振り切って壮大な笑える作品にしようと脚本や演出を構成しているという噂です。前作以上にアクションシーンや爆破シーンなどを多くして、さらにAIなどの先端技術も可能な限り取りそろえ、ツッコミどころ満載にするんです。大ヒットドラマの『VIVANT』(TBS系)を参考に、裏切りに次ぐ裏切りのような伏線も多数用意しているようです」(前出・民放関係者)

 また、櫻井と対峙する敵キャラにも、意外な人物をブッキングしたのではないかという情報も…。

「前作では菊池風磨が主要キャストで登場しましたが、今回は櫻井の旧ジャニーズ時代の先輩になるのではないかと言われています。日テレドラマの実績がある松岡昌宏や堂本光一、さらには、元SMAPで現在は新しい地図として活動する香取慎吾という線もあるかも」(前出・民放関係者)

 新年早々、SNSを大いに盛り上げてくれるドラマになりそうだ。

(渡邊伸明)