全通もうちょっと!

湯沢横手道路も「東北中央道」へ

 国土交通省 湯沢国道事務所とNEXCO東日本は2023年11月30日、秋田県の湯沢横手道路と院内道路の標識表示を「東北中央道」に変更すると発表しました。


東北中央道の既存区間(画像:NEXCO東日本)。

 東北中央道は、福島県相馬市から山形県を南北に縦貫し、秋田県の横手市に至る計画の道路で、山形・秋田県境部付近にいくつかの未開通区間があります。福島から山形までのつながっている区間は「東北中央道」の名称で案内されていますが、秋田県側は「院内道路」「湯沢横手道路」と、それぞれの事業名で案内されています。

 2025年度には、院内道路と湯沢横手道路をつなぐ「横堀道路」(下院内IC〜雄勝こまちIC付近、3.7km)の開通が予定されており、それに合わせて、既存の標識の表示を順次、「東北中央道」に変更するということです。

 東北中央道は他に、山形県側で新庄真室川IC〜金山IC間の「新庄金山道路」5.8kmが2025年度の開通予定。金山IC〜金山北IC間の「金山道路」3.5km、秋田県境部に位置する及位IC〜上院内ICの「真室川雄勝道路」7.2kmも建設が進んでいます。261kmに及ぶ東北地方の新たな動脈が、完成に近づいています。

※未開通部のIC名は仮称のものがある。