苦戦するMac……。売り上げ大幅減に光明は?
Apple(アップル)は2023年第4四半期決算を発表し、Macの売り上げが前年比で34%減少していることを明かしました。
Appleによれば、2023年第4四半期のMacの売り上げは76億ドル(約1兆1000億円)でした。前年同期のMacの売り上げは115億ドル(約1兆7000億円)だったので、今年は34%%減少したことになります。また2023年通年のMacの売り上げは294億ドル(約6兆円)で、2022年の402億ドル(約6兆円)から27%減少しています。
Appleで最高財務責任者(CFO)を務めるLuca Maestri氏は、Macの売り上げの落ち込みの原因は、厳しい市場環境と昨年のMacラインナップに原因があったとしています。これには2022年第3四半期のMacの売り上げの急増や、MacBook Airのアップデートを2023年9月ではなく6月におこなったため、2023年第3四半期の売り上げが伸びなかったことにあるそうです。
なお、Appleは10月下旬に「M3」シリーズを搭載した「MacBook Pro」「iMac」を発表しています。これにより、2023年第4四半期の売り上げは大幅に改善するだろうと、同社で最高経営者(CEO)を務めるTim Cook氏は語っているのです。
私も14インチMacBook Proを保有していますが、そのパフォーマンスにはなんの不満もありません。Macの不振はあまりにも完成度が高くなってしまったために、消費者に新鮮な驚きを提供できなくなってしまったことが原因なのかもしれません。
Source: MacRumors