10月26日、浜松市で、児童3人が車にはねられた事故で、現場にはブレーキ痕が確認されていないことが新たにわかりました。

【写真を見る】児童3人が車にはねられ1人重体 75歳男が逮捕・送検 ブレーキ痕確認されず＝浜松市

この事故は10月26日午後2時半ごろ、浜松市南区若林町の市道で、軽乗用車が、路側帯の内側を歩いていた下校中の小学2年生3人を後ろからはねたものです。

＜伊部桜輔カメラマン＞

「車の前の部分が割れていて、フロントガラスにもひびが確認できます」

はねられた3人のうち、1人は意識不明の重体、残る2人も、骨折などの重傷を負っています。

警察は、軽乗用車を運転していた現場近くに住む75歳の男を、過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕し、10月28日午前、送検しました。

男は容疑を認めていますが、事故があった現場には、目立ったブレーキ痕が確認されていないことが新たにわかりました。また、蛇行運転なども確認されておらず、警察が、事故の原因を詳しく調べています。