二宮和也主演の映画「アナログ」監督、異例のジャニーズ批判 在籍タレントの内情も告白...ファンは複雑?
アイドルグループ「嵐」の二宮和也さん(40)主演の映画「アナログ」の監督・タカハタ秀太氏が2023年10月3日、ジャニー喜多川氏の性加害をめぐるジャニーズ事務所の記者会見を受け、事務所の今後の運営方針についてX(旧ツイッター)で批判した。
10月6日に「アナログ」の公開を迎える直前のタカハタ氏の投稿に、SNSでは「今言うことではないですよ」などと批判の声が上がっている。
「見てみぬふりをしていたと認めた人が社長って理解で出来ない」
お笑い芸人のビートたけしさんの恋愛小説を原作にした映画「アナログ」は、二宮さんのほか、俳優の波留さん、桐谷健太さん、ミュージシャンの浜野謙太さんらが出演。YouTubeの予告動画は4日時点で100万回再生を超えている。
タカハタ氏は3日、「映画『アナログ』の公開に当たり、昨日のジャニーズ事務所の会見を見て、この時期、それに関する意見も述べず、ただ映画を宣伝するだけの自分の投稿リポストに違和感を感じる」とし、ジャニーズ事務所に対する見解をXに投稿した。
「社長、同じ人でいいの?新社名公募...社内にそれ違うんじゃ?って止める人はいなかったの?とかホントに思いました。そのやり方に在籍タレントは振り回されてる感があるような気もしました」と批判し、性加害は重罪で断罪すべきだと主張した。
「それを見てみぬふりをしていたと認めた人が社長って理解で出来ないです」と私見を述べ、続く投稿でも「こんな投稿するとちょっと前なら僕はジャニーズ所属の人ともう仕事は出来なくなったでしょう。干されていたと思います」とした。
タカハタ氏は最後に「でも僕はこれからも彼らと仕事をしたい。だからそういうの変えて行きましょうよ、メディアの皆さん、全てのエンタメの皆さん。今しかないですよ」と呼びかけた。
「アナログ」公開日の直前の投稿に、ファンとみられる人物からは「ニノがあんなに宣伝して盛り上げてくれてるのに、色々残念です」「ガッカリでした」などと批判の声が上がっている。一方で、「支持します 仰る通りです」「監督のお考えを知り、この映画を是非観ようと思いました」などと賛同もあり、議論となっている。