「道の駅」5か所が誕生へ! 山形から大分まで続々仲間入り!“登録される”ための要件は
計1209駅に
国土交通省は2023年8月4日、県や市町から申請があった5施設を新たに「道の駅」として登録すると発表しました。新たに加わる道の駅は、次のとおり(カッコ内は所在地と路線)。
・やまがた蔵王(山形市、国道13号)
・もがみ(山形県最上町、国道47号)
・グリーンファーム館山(千葉県館山市、安房グリーンライン)
・クロスウェイなかまち(奈良市、主要地方道枚方大和郡山線)
・たのうらら(大分市、国道10号)
【地図】山形から大分まで! 新「道の駅」5か所を地図で見る(16枚)
「やまがた蔵王」「もがみ」「クロスウェイなかまち」は2023年度、「グリーンファーム館山」は2024年2月、「たのうらら」は2024年度にそれぞれオープンする予定です。
このうち「やまがた蔵王」は、東北中央道の山形上山ICに近接し、観光地である蔵王の登り口に位置します。地場産品を扱う隣の商業施設「ぐっと山形」と連携して観光拠点を形成するとともに、高速バスや路線バスが発着する交通拠点や、災害時の広域的な防災拠点の機能も整備される計画です。
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道の駅は、自治体などからの申請に基づき、国交省道路局が要件を満たす施設を毎年登録しています。
道の駅の主な要件としては、十分な容量の駐車場や清潔なトイレ、ベビーコーナーといった子育て応援施設などが24時間無料で利用できること、道路や地域に関する情報提供施設があること、地域振興施設があること、施設間がバリアフリー化されていることなどです。
30年前の1993年4月22日に全国103の施設が初めて登録されて以来、道の駅は増え続け、登録数は1204駅に。そして今回の追加で1209駅になります。