ヘンリー王子が4年ぶりに来日。王子は日本のおもてなしを称賛し「日本に住みたい」とも明かした(画像は『The Prince and Princess of Wales 2016年9月5日付Instagram「Prince Harry will make an official visit to the Carribean in the late autumn,」』のスクリーンショット)

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ヘンリー王子(38)が4年ぶりに来日し、東京で開催された国際スポーツ振興協会(ISPS)のサミットに出席した。会場に現れた王子は、2日連続で神戸牛のステーキを楽しんだことや人々から受けたおもてなしに感動したことなど、日本の文化を大絶賛した。さらに「受け入れてもらえるなら、喜んで日本に住みたい」と日本が大変気に入ったことを伝えていた。

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ヘンリー王子が現地時間8日、東京の羽田空港に到着する姿が目撃された。王子は友人でアルゼンチン人のポロ選手ナチョ・フィゲラスと一緒で、妻メーガン妃や2人の子供達の姿は見られなかった。

翌9日には、王子とナチョが都内で開催された国際スポーツ振興協会(以下、ISPS)の「スポーツ・バリュー・サミット」の特別版に出席した。

サミットには、ISPSの半田晴久会長、ラグビー元ニュージーランド代表でISPSアンバサダーのダン・カーター氏、南アフリカ・ステレンボッシュ大学の学長兼副学長のウィム・デ・ヴィリエ教授、オーストラリア海軍退役軍人で「インヴィクタス・ゲーム」金メダリストのスティーヴ・ジェームズ氏、そして「センテベール(Sentebale)」のソフィー・チャンダウカ会長が参加した。

会場に現れたヘンリー王子は、大きな拍手で歓迎を受けると「まずはみなさん、こんにちは」と挨拶し、「私は人生の大半を多くのチャリティ活動に捧げてきました。慈善活動をすることが私の人生であり、これからもそうするつもりです」と続けた。

王子は、来日後に受けたおもてなしに感動したそうで、日本の文化を次のように大絶賛した。

「昨夜のディナーと今日のランチには、最高に素晴らしい神戸牛のステーキを楽しみました。みなさんの温かさと思いやりと寛大さ、そして日本文化のあらゆる要素は本当に比類がない特別なものです。こういったことに気が付いたのは、4年前にラグビーのワールドカップで初めて来日した時でした。」

そう語る王子は日本が心から気に入ったようで、将来には移住しても良いと思っていることを告白した。

「もし受け入れてもらえるなら、私は喜んで日本に住みたいと思っています。みなさんからのおもてなしに感謝します。また日本に来られたことを本当に喜んでいるし、次の機会を楽しみにしています。」

英メディア『Daily Mail Online』によると、サミットのオープニングでは、南アフリカのステレンボッシュ大学の合唱団が同国の指揮者兼作曲家アンドレ・ファン・デル・メルウェ氏の指揮により、合唱を披露した。

会場のバックステージでは、ヘンリー王子が合唱団の学生達と交流する微笑ましい場面があった。同大学のTwitterが公開した動画では、王子は学生達に「愛を広げ続けてください」と語りかけると、歓喜の声が巻き起こる様子が映されている。

投稿には、「ヘンリー王子がステレンボッシュ大学の合唱団と出会い、大ファンであることを告白する瞬間です」「我々にとっては、最後のグループハグとなりました」と記されていた。

同メディアによると、王子は指揮者のアンドレ氏とハグを交わした後、「グループハグをお願いできますか?」と尋ねたそうだ。王子は学生達の肩に両手を回すと「ワン、ツー、スリー、サウスアフリカ!」と叫び、カメラに向かってポーズを取ったという。

画像1、4枚目は『The Prince and Princess of Wales 2016年9月5日付Instagram「Prince Harry will make an official visit to the Carribean in the late autumn,」』『Stellenbosch University Choir 2023年8月9日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)