サムスンの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、中国の規制機関に登録されたこともあり、発売も間近に迫っているとみられています。

↑ベンチマーク結果を発見か

 

そこで注目が集まっているのが、搭載プロセッサーです。先日はExynos 2200、つまり1年半前のハイエンド機と同じチップだと示すベンチマーク結果が見つかっていましたが、新たにSnapdragon 8+ Gen 1搭載バージョンもあるという手がかりが報告されています。

 

人気ベンチマークアプリ「Geekbench」の公式集計サイトGeekbench Browserでは、サムスン製の「SM-S711U1」というモデル番号を持つスマートフォンが発見されました。前回の「SM-S711B」に対して、こちらは米国およびグローバル(全世界向け)版と思われます。

 

このベンチマーク結果では、コード名「taro」というマザーボード(チップセット)が明らかとなっています。その構成は1.79GHzの4コア、2.50GHzの3コア、3GHzの1コアであり、GPUはAdreno 730を搭載。これらの情報は、クアルコム製のSnapdragon 8+ Gen 1と一致しています。

 

また8GB RAMやAndroid 13 OSを搭載していることも書かれています。Geekbenchのシングルコアテストとマルチコアテストの結果は、それぞれ1,549点と3,718点とのこと。これらは、両方ともExynos 2200を搭載したデバイスを大きく上回っています 。

 

Galaxy S23 FEはExynos 2200一択との噂もありましたが、より高性能かつ省電力のSnapdragon 8+ Gen 1が登場する可能性も出てきました。Snapdragon 8+ Gen 1は今でもパワフルなチップであり、続報を待ちたいところです。

 

Source:Geekbench Browser
via:Gizmochina