既婚者・未婚者が望む「結婚相手の勤務先」は？

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　企業の与信管理に関するサービスを提供するリスクモンスター（東京都中央区）が、「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の調査結果を発表しました。

上位10社中7社が「共通」

　同調査は今回で13回目。2023年4月27〜28日、全国の20〜59歳の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。800人から有効回答を得ています。

「結婚相手の勤務先として望む企業」について聞いたところ、1位となったのは「国家公務員」（回答率12.6％）でした。次いで、2位が「地方公務員」（同11.4％）、3位が「トヨタ自動車」（同9.4％）、4位が「パナソニック」（同5.5％）、5位が「グーグル（Google）」（同5.1％）と続いています。

　同社によると、「第6回調査以降、公務員によるトップ2独占が8年間続く結果となった」といい、公務員の安定した人気がうかがえる結果となっています。

「既婚・未婚」別に集計したところ、1〜3位は共通して「国家公務員」「地方公務員」「トヨタ自動車」の順となりましたが、4位以下については異なる結果に。既婚者では、4位が「パナソニック」、5位が「ソニー」と「日本航空（JAL）」、そして未婚者では、4位が「アップル（Apple）」、5位「グーグル（Google）」となっています。

　なお、それぞれ上位10社中7社が共通しており、上位企業は既婚者・未婚者を問わず人気を得ている様子が表れる形に。また、トップ2を占める「公務員」の合計回答率は、既婚者の回答が25.8％に対して、未婚者が22.8％と、既婚者からの人気がやや高い結果となりました。

　調査結果を受けて、同社は「安定した結婚生活を送るために、雇用や収入が『安定』しているイメージの強い公務員の人気が高い傾向」とコメントを寄せています。