本格的なサイクリングが楽しめるe-クロスバイクは、取り回しの良さがポイント。変速機の段数やアシストモードの切り替えの充実を重視したい。本記事では、自転車ライターの並木政孝さんが厳選したモデルから、ダウンチューブと一体化したスマートなデザインのジャイアント「ESCAPE R E+」のレビューを紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が選びました

自転車ライター 並木政孝さん
輸入車、女性ブランド、眼鏡、時計雑誌の編集長経験を持つフリーライター。釣りやアウトドア、自転車にも精通する生粋の道楽者だ。

 

静粛性の高いモーターで最長200kmのライドが可能

ジャイアント
ESCAPE R E+ 33万円

ダウンチューブと一体化したバッテリーがスマートな印象を与える注目モデル。コンパクトで静粛性の高い「SyncDrive Core」モーターを搭載し、坂道や長距離での巡行をラクにしてくれる最長200kmのロングライドも魅力だ。

バッテリー容量:11.3Ah
一充電あたりの走行距離目安:SPORTモード80km/ACTIVEモード95km/TOURモード132km/ECOモード200km
変速:外装9段
重量:19.7kg(XS)

↑モード切り替えがワンタッチで行えるスイッチを装備。ディスプレイ画面は走行中での視認性に優れ、確実に操作することができる

 

↑見た目のカッコ良さと確かな制動力を合わせ持つ油圧式のディスクブレーキ。メカ好きにササる、重要なアクセントになっている

 

↑ダウンチューブ一体型のバッテリー。緩やかな曲線を描きながらフレームの力強さを感じさせる絶妙なデザインが同モデルの魅力だ

 

並木’s JUDGE

新型モーター採用でペダル周辺スッキリ

「週末が待ち遠しくなること間違いなし。新型モーターがコンパクトなのでペダル周辺がスッキリとデザインされているのも映えるポイントです。巡航距離の長さも魅力」(並木さん)