1億3000万円で落札のドゥラメンテ産駒に矢作芳人師がコメント「クラシックに行きたいのが本音」
10日、苫小牧・ノーザンホースパークで行われている日本最大のサラブレッド市場「セレクトセール2023」1歳馬セールにて、上場番号99番・デックドアウトの2022(牡)が1億3000万円で落札。矢作芳人調教師がインタビューに応じた。
同馬は父ドゥラメンテ、母デックドアウト、母の父Street Bossという血統。購買者は(株)ライフハウス。この日20頭目の億超えホースとなった。
母は現役時代にアメリカンオークスを制覇。昨年、全兄にあたる2021年度産駒は1億4300万円で落札された。ドゥラメンテ産駒最終世代の1頭。
【矢作芳人師のコメント】
──本馬の注目した点について
「ドゥラメンテのラストクロップで、ドゥラメンテらしい気性のきついようなところがあり、それがいい方に出るんではないかと思いました。雄大な馬格の立派な馬ですね」
──今後について
「やはりこの値段ですし、クラシックに行きたいというのが本音です」
──実馬について
「3回も下見して選んだ馬だったので、ちょっと高くなりましたが良かったです。ありがとうございました」
(コメント提供:日本競走馬協会)