函館記念に出走予定のアラタ(c)netkeiba.com

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 アラタに注目したい。重賞10度目の出走となるここで待望の初制覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■7/16(日) 函館記念(3歳上・GIII・函館芝2000m)

 アラタ(牡6、美浦・和田勇介厩舎)は重賞でもう一歩の走りが続いていたところ、久々のオープン出走となった前走の巴賞で1着。1年10か月ぶりの白星をあげた。昨年のこのレースは重馬場に泣いて6着だったが、過去には条件戦を連勝した実績があるなど洋芝巧者であり、待望の重賞初制覇に期待がかかる。鞍上は横山武史騎手。

 ハヤヤッコ(牡7、美浦・国枝栄厩舎)は19年のレパードS、昨年の当レースと芝ダート両方で重賞を勝っている白毛馬。1年間勝ち星から遠ざかっているが、昨年と同じ浜中俊騎手に手綱が戻り連覇なるか。

 その他、前走の巴賞では2着だったドーブネ(牡4、栗東・武幸四郎厩舎)、昨年のセントライト記念で3着だったローシャムパーク(牡4、美浦・田中博康厩舎)、3勝クラスを5馬身差で圧勝したブローザホーン(牡4、美浦・中野栄治厩舎)、昨年のこのレース2着以来の休み明けとなるマイネルウィルトス(牡7、栗東・宮徹厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。