ESSEonlineに掲載された記事のなかから、7月に読みたいベストヒット記事をピックアップ!

現在64歳、夫婦2人の小さな暮らしのコツをYouTubeで発信する、pokkomaさん。60歳で体調を崩し退職、年金生活へ。このタイミングでコンパクトなマンションに住み替え、お金の使い方を見直し。お金をかけずに日々楽しみながら暮らししているpokkomaさんの暮らしのアイデアをご紹介します。

 記事の初出は2022年7月。年齢など記事の内容は執筆時の状況です。

60代メリハリのあるお金の使い方と小さな暮らしの工夫

60歳で退職したときに負債を抱えていたため、住んでいたマンションを売却して返済に充て、残りのお金で今の家を購入。「立地は悪くなったけれど、住めば都です」

●手を動かして工夫すれば暮らしは満ち足りる

70歳まで働くつもりだったというpokkomaさん。
「60歳で体調をくずして退職し、年金生活に入ってからは、お金の使い方が大きく変わりました」

現役時代は洋服をたくさん買うなど、お金を使ってストレスを発散していましたが、収入が減ったので、趣味に使うお金は最小限に。家にいる時間が増えたので、毎日のルーティンを見直したところ、お金をかけなくても心が満たされることに気がついたと言います。
「育てた花を飾ったり、化粧水をつくったり。知恵を絞って自分の手を動かすことが、こんなに楽しいとは思いませんでした」

きりつめてばかりだと暮らしが窮屈になるので、食費だけはお金をかけてもいいルールに。
「遊びに来る子どもと孫に、おいしくて安全なものをたくさん食べてほしいので。費用はかさむけど、楽しい時間が過ごせるから、これはこれでいいと思っています」

お金をかけずに楽しむインテリアのコツ3つ

コンパクトな暮らしに変えてからも、好きなインテリアは工夫して楽しむpokkomaさん。そのコツを教えてもらいました。

●1:家具は小さいものだけに

前の家よりリビングが狭くなったので、小さな家具だけ残し、大きな家具はフリマアプリに出品。整理することが目的だったので価格を安めに設定したら、すぐに売れたそう。

●2:ホームセンターで見つけた格安ランプをアレンジ

鏡台の照明として使っているのは、工事現場でよく使われるクリップライト。「ホームセンターで安く入手しました。先端のワイヤーを上に向けてみたら、お花のようにかわいくなりました」

●3:手頃なイケアのステッカーで華やかに

かなり昔に買ったウォールステッカー。「ほかのショップにはない、シックなボタニカル柄が気に入っています。雑貨や家具と比べて安価だし、気軽に模様替えできる点もうれしい」