ESSE読者アンケートで「負担に感じる家事」に挙がった食事づくりを、ラクにこなせるようになるワザをESSE収納&インテ リアグランプリの受賞者、津田麻美さんに教えてもらいました。

みんなが負担に思っている「献立・買い物・朝食づくり」どうしたらいい?

読者アンケートでは「献立を考える」「夕食の準備」などが負担を感じる家事の上位に。段取り上手な津田さんに、よくある家事のお悩みに答えてもらいました。

●Q:買い物は時間もかかるし、疲れる…。少しでも負担を減らすには?

A:週1回、平日のすいている時間帯にひとりで行く

家族が一緒だと余計なものを買ってしまったり、時間がかかったりするので、買い物はひとり派。「平日のすいている時間帯にスーパーへ行き、1週間分の食材をまとめ買いします」

●Q:家族分の配膳が意外と面倒。手間をかけない工夫は?

A:給食スタイルで盛りつける

1人分ずつトレーにのせて盛りつけ、トレーごとテーブルへ運ぶスタイルに。「毎日使う器は引き出しに、カトラリーは出しっぱなしにしておき、配膳の手間を減らします」

●Q:朝食づくりがとにかく大変!ラクにする方法は?

A:“冷凍トースト”をストックしておく

食パンにチーズやシラスをのせたトーストを冷凍ストック。「焼くだけでOKなので、忙しい朝も子どもが自分で用意できます。具だくさんならおかずがなくても満足できますよ」

Q:毎日、献立に悩みたくない!どうしたらラクになる?

A:おかずだけ1週間分をゆるく決める

献立はあらかじめ1週間分決めておいた方がスムーズ。「ただし、細かく決めすぎると予定変更があったときに面倒。メインのおかずだけ決めておくくらいがちょうどいいです」

●津田さんの献立の決め方

献立を考えるだけでも疲れる! なんてときには、決め方を見直して。

家族の予定とリクエストから考える

「全員そろう日は揚げ物」など、家族の予定に合わせてメニューを決定。「買い物の前日に家族の希望を聞いています」

副菜はスーパーで食材を見て決める

副菜は週末につくりおき。「野菜をゆでたり、炒めたりしたシンプルなものが中心。スーパーで見てから決めています」

メインおかずに合わせてみそ汁をパターン化

汁物には主菜でとれない食材を使用。「メインが魚なら豚汁、肉ならキノコや海藻を入れる…と決めておくとラクです」