西武戦に先発したロッテ・西野勇士 (C)Kyodo News

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○ ロッテ 1x − 0 西武 ●

<10回戦・ZOZOマリン>

 サヨナラ勝ちのロッテは再び貯金7。両軍無得点のまま迎えた延長11回、二死満塁で4番・ポランコが押し出し四球を選んだ。

 リーグトップタイの7勝目がかかる先発・西野は2回までパーフェクト。3回以降は要所を締めテンポ良くゼロを並べた。0−0のまま迎えた7回は一死からの連打で一、三塁のピンチを招いたが、8番・古市の打席で女房役の田村が三塁へ素早い牽制球を投じ、リードが大きかった三走・岸をタッチアウトに仕留めた。

 西野は堅守にも助けられながら、7回95球、5安打無失点、6奪三振1四球の好投。打線の援護がなく勝利投手の権利は得られなかったが、防御率は2.53に良化した。

 救援陣は8回から、ペルドモ、益田、澤村、西村が1イニングずつ無失点。投手陣の力投がサヨナラ勝ちを呼び込み、西村は移籍後初勝利を手にした。