「着る服がない」を解決するクローゼットのつくり方。ハンガーの使い方にもコツがあった
ごちゃつきがちなクローゼットの中をすっきりさせる収納術を、スタイリストの霜鳥まき子さんが指南。いらない服を手放したら、より使いやすいクローゼットに!
使える服だけ!すっきりクローゼットのつくり方<収納編>
配置やしまい方を工夫すれば、着たい服をすぐ取り出せるクローゼットが完成します!
●いちばん取り出しやすい場所に、1軍コーデをかけるのがコツ!
もっとも着る頻度の高い「1軍コーデ」は、クローゼットのいちばん取りやすい特等席へ。
「お気に入りが最初に目に入ることで気分も高まり、おしゃれがより楽しくなりますよ」
●ハンガーはそろえるのがベスト!薄め&滑らないものをチョイス
「場所を取らない薄めのハンガーで統一すれば、見た目もすっきり。滑りにくいタイプなら、出し入れのたびに服がずり落ちてしまうストレスもなく、型崩れも防げます」
かけるときに、首元が伸びにくい形状になっているものがおすすめ。今回は5本組で499円のものを使用。
<ボトムは連結できるハンガーで、トップスと合体させて収納>
連結できるボトム用ハンガーが便利。「今回はトップス用のハンガーを連結させて、1軍コーデをセットで収納しました」
ボトム用ハンガーはフック部分で連結して使用できるタイプ。縦につなげてかけられるので、服が隠れず見渡しやすい。
●除湿剤を仕切りにすれば、使ううちにヘビロテ服が一目瞭然
よく着る「1軍」服は除湿剤の左側へ。たまにしか着ない服は右側へしまい、着たら左側に戻すようにすると着用頻度が一目で明確に。「1年間、右側にあった服は手放すことを考えて」
●オフシーズンの冬物上着は圧縮してコンパクトに収納
かさばりがちな冬のコートやニットは、衣類圧縮袋に入れるのも手。「コンパクトにしてクローゼットの端にかけておけば、夏の間もじゃまになりません」