休み明けの前走が見せ場十分だったラピカズマ(20年12月撮影、ユーザー提供:モエロウエクラさん)

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 函館9Rの長万部特別(3歳上・1勝クラス・芝1200m)はラピカズマ(牡5、美浦・高橋文雅厩舎)で勝負したい。

 9カ月ぶりだった前走はプラス10kgでも仕上がり上々だった。ただ、レースは前後半3F差が3秒というハイペースに。その結果、4角12番手の8番人気プルスウルトラが1着、同15番手の15番人気ハイライフが2着という、典型的な差し決着となった。そんな中、4角2番手からタイム差なしの5着に踏ん張ったラピカズマは、着順以上に中身の濃いレースをしたといえる。

 今回は当時に比べるとペースが落ち着きそうなメンバー構成。もともと頭数が少ない方がいいタイプでもあるので、待望の2勝目に手が届いていい。