前走の1勝クラスを快勝したマイネルモーント(ユーザー提供:ゆうちゃんさん)

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 ゴールドシップ産駒のマイネルモーント(牡3、美浦・高木登厩舎)がラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・芝1800m)で重賞初制覇を狙う。

 マイネルモーントは父がゴールドシップ、母が16年フラワーC2着などオープンで活躍したゲッカコウという血統馬だ。ここまで4戦2勝、2着2回の連対率100%。前走では休み明け、かつ昇級戦というハンデを克服し、中団追走から鮮やかな差し切りを決めた。

 ゴールドシップ産駒は福島芝1800mに強く、延べ67頭で[11-4-6-46]の勝率16%、複勝率31%。単勝回収率が159%をマークしているように、伏兵が勝ち切るシーンも目立つ。一気の相手強化は楽ではないが、父の後押しを受けて初タイトルをつかみ取りたい。