レコードタイムを記録したノアヴィグラス(写真はJRA在籍時の21年7月、撮影:下野雄規)

写真拡大

 29日、大井競馬の7Rで行われた江戸川オープン(ダ1000m・6頭立て)は、好スタートからハナを切った藤本現暉騎手騎乗の3番人気ノアヴィグラス(牝5、大井・鷹見浩厩舎)がそのまま逃げ切り、2着の1番人気ギシギシ(牡5、大井・栗田裕光厩舎)に2馬身半差をつけて優勝した。

 勝ちタイムの57.7(良)は従来の記録を1.1秒上回るレコード。2020年8月20日にクルセイズスピリツが58.8(良)をマークし、44年ぶりに記録を更新していたが、そこから3年足らずで再び塗り替えられた。

 ノアヴィグラスは父サウスヴィグラス、母ダブルアクセル、母の父アグネスタキオンという血統。

 20年7月に福島でデビューし、同年10月に新潟での未勝利戦で初勝利を手にした。その後JRAでは3勝クラスまで昇級。今年から大井所属となり、この勝利が移籍後2勝目となった。