【JRA新馬戦】ナックビーナスの全妹マースフルガールなどがデビュー

　7月1日(土)・2日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、29日確定した。

　今週は福島・中京・函館で計10鞍の新馬戦が組まれている。主な出走馬は以下の通り。

◆7/1(土)
・福島5R(芝1200m・13頭)
マースフルガール(牝、大野拓弥・杉浦宏昭、ダイワメジャー)…2018年のキーンランドCを勝ったナックビーナスの全妹。ポリトラックコースで追い切られ、1勝クラス馬と併入した。

・福島6R(ダ1150m・13頭)
アイスリンディ(牝、西村淳也・高柳大輔、カリフォルニアクローム)…坂路で追い切られ、4F53秒台を馬なりでマーク。素軽い動きを見せており、初戦から走ってきそう。

・中京5R(芝1200m・7頭)
アスクワンタイム(牡、岩田望来・梅田智之、ロードカナロア)…全きょうだいに重賞勝ち馬のファンタジストとボンボヤージがいる。乗り込み順調で好仕上がり。

・中京6R(ダ1400m・10頭)
メネラオス(牡、松山弘平・奥村豊、アジアエクスプレス)…セレクトセールにて5500万円で取引された。坂路で追い切られ、4F54秒台で古馬オープンのスタッドリーと併入した。

・函館5R(芝1200m・6頭)
ルージュレベッカ(牝、横山和生・昆貢、キズナ)…芝コースで追い切られ、5F64秒台で新馬に大きく先着。瞬発力がありそうな馬だ。

・函館6R(ダ1000m・6頭)
マツリボタン(牝、横山武史・伊藤圭三、クリエイターII)…昨年の兵庫ジュニアグランプリを勝ったオマツリオトコ(父ヴィットリオドーロ)の妹にあたる血統。入念に乗り込まれ、初戦から力を出せる仕上がり。

◆7/2(日)
・福島5R(芝1800m・16頭)
シャパリュ(牡、菅原明良・菊沢隆徳、スワーヴリチャード)…美浦ウッドで追い切られ、5F69秒台で新馬と併入。乗り込み量豊富で動きは上々。

・福島6R(芝1200m・10頭)
ビッグドリーム(牡、幸英明・西園正都、ビッグアーサー)…全兄のビッグシーザーは現4勝。CWで追い切られ、5F62秒台で新馬に先着。水準以上の動きを見せており素質高そう。

・中京5R(芝1600m・8頭)
ルージュスタニング(牝、坂井瑠星・友道康夫、Into Mischief)…母のボインビューティーは米G1を4勝したアロゲートの妹で、当馬はその初子。芝コースで追い切られ、未勝利馬に先着している。

・函館5R(芝1800m・5頭)
カンジ(牡、横山武史・武井亮、Uncle Mo)…米国産馬。早期から乗り込まれており、函館入り後も順調に調整されている。