大幅に距離を短縮して挑むリベイクフルシティ(撮影:高橋正和)

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 6月27日(火)に大井競馬場で行われる優駿スプリント(3歳・SII・ダ1200m)。3歳限定の短距離重賞で、JRAでいえばNHKマイルCがレースの性格に近い。南関東に所属する3歳馬にとって東京ダービーと並ぶ大目標となる一戦だ。

 クラシックで健闘したリベイクフルシティが一応の中心になりそうだが、様々な路線から出走馬が集結して混戦模様。ここから未来の短距離王に名乗りを挙げるのはどの馬か。発走予定日時は27日(火)の20時10分。主な出走馬は以下の通り。

■リベイクフルシティ(セ3、大井・宗形竹見厩舎)

 デビュー4連勝で重賞制覇を飾り、今春は南関クラシックに参戦。昨年のゴールドジュニア以来勝ち星はないが、京浜盃、羽田盃で4着と見せ場を作っている。前走2000mからの大幅な距離短縮をし、2戦2勝と好相性の大井1200mで久々の勝利なるか。

■メンコイボクチャン(牡3、船橋・渡辺貴光厩舎)

 前走の若潮スプリントは好ダッシュから2番手に付けると、逃げ馬を自ら競り落として快勝。7番人気の伏兵評価を覆して重賞初制覇を飾った。右回りは道営時代に経験済みで問題なく、勢いそのままに重賞連勝に挑む。

■シロイトイキ(牝3、大井・森下淳平厩舎)

 短距離戦で6勝を挙げているスタードラマーを2馬身ちぎったトライアルが好内容。5番手から馬群を割って抜け出すと、ゴール前では流す余裕もあった。13年ハードデイズナイト以来となる牝馬Vへ視界良好だ。

 そのほかにもベテラン的場文男騎手が手綱を執るウインドフレイバー(牡3、浦和・繁田健一厩舎)、スピーディキックの半妹にあたるデザートウインド(牝3、浦和・藤原智行厩舎)などが出走を予定している。