宝塚記念当日の阪神5R(2歳新馬・芝1800m)では、新種牡馬レイデオロの注目産駒ショウナンハウル(牡2、栗東・松下武士厩舎)がデビューを迎える。

 ショウナンハウルは父レイデオロ、母リンフォルツァンド、母の父ディープインパクトという血統。伯母に15年のローズSを制したタッチングスピーチ、叔父に19年の菊花賞で2着に入ったサトノルークスがいる。21年のセレクトセール当歳にて1億9800万円(税込)の値が付いた。

 本馬が出走する宝塚記念デーの新馬戦は、後の活躍馬が出走していることが多い。17年の朝日杯FS覇者ダノンプレミアムに加えて、20年から3年連続で同年のホープフルS覇者が出走していた。もちろん初陣で勝利を飾ればベストだが、仮に敗れたとしても後々まで覚えておきたい。

 新種牡馬レイデオロ産駒の筆頭格となり、年末の2歳GIや来年のクラシック候補に名乗りを挙げるか。良血馬がデビュー戦で見せるパフォーマンスから目が離せない。