宝塚記念で再びタッグを組むジャスティンパレスと鮫島克駿騎手(22年9月撮影、(C)netkeiba.com)

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 鮫島克駿騎手が宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)のジャスティンパレス(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)でJRA・GI初制覇を狙う。

 鮫島騎手はデビュー9年目の26歳。昨年は自己ベストの80勝で初のリーディングベスト10入り。今年も自己最速ペースとなる44勝を挙げて、リーディング8位に付けている。ただ、GIに限れば25回騎乗して、21年フェブラリーSのエアスピネル、今年の桜花賞のコナコーストの2着が最高。あと一歩で戴冠を逃している。

 ジャスティンパレスとは昨年の神戸新聞杯で初めてコンビを組み、勝利を手にしている。続く菊花賞は惜しくも3着。その後、一旦は手を離れたものの、阪神大賞典と天皇賞(春)で勝利に導いたルメール騎手がイクイノックスに騎乗するため、再びコンビを組むこととなった。

 鮫島騎手がGI勝ち馬でGIに挑むのは初めて。過去最大ともいえるチャンスを生かし、悲願のGIジョッキーへと上り詰めたい。