一昨年の宝塚記念で2着に逃げ粘ったユニコーンライオン(ユーザー提供:ショットガン山田さん)

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 ユニコーンライオン(牡7、栗東・矢作芳人厩舎)が宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)で19年ぶりの外国産馬Vを狙う。

 ユニコーンライオンは父No Nay Neverのアイルランド産馬。3歳秋以降は不振が続いたが、5歳を迎えて3勝クラスの弥彦S、鳴尾記念と連勝。宝塚記念でもクロノジェネシスの2着に逃げ粘り、一気にトップホースの仲間入りを果たした。その後、故障で長期休養を強いられたが、6歳秋の福島記念で復活V。今年2戦は京都記念が7着、豪G1・クイーンエリザベスSは5着と結果が出ていないが、大きな衰えは感じない。脚質的にどうしても展開に左右されるが、逆に言えばいつ激走があっても不思議はない。

 外国産馬が勝てば04年のタップダンスシチー以来、19年ぶり6頭目。2年前のようにノーマークで先行できれば、再度の高配提供があっていい。