ドバイSCを圧勝したイクイノックス(ユーザー提供:みなかじさん)

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 今年で64回目を迎える宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)だが、実は青鹿毛の馬が勝ったことは一度もない。

 グレード制が導入された84年以降に限ると[0-2-2-21]の勝率0%、複勝率16%。17年には2頭が出走してゴールドアクターが2着、シャケトラが4着。昨年は豪華4頭出しでヒシイグアスが2着、デアリングタクトが3着、ディープボンドが4着、マイネルファンロンが5着と大健闘したものの、タイトルホルダーに初勝利を阻まれた。

 今年はGI3連勝中のイクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)、天皇賞(春)を制したジャスティンパレス(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)、GIで2着4回のディープボンド(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)という強力布陣だ。レース史上初となるエポックメーキングな勝利はもちろん、ワンツーフィニッシュ、さらには馬券圏内独占まで期待できそうだ。