サークルオブライフ(ユーザー提供:mailaさん)

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 21年の阪神JF覇者で現在は右前屈腱炎のため休養しているサークルオブライフ(牝4、美浦・国枝栄厩舎)は、今秋の復帰を目指す。「牧場でも乗り出しているよ」と管理する国枝調教師が明かした。

 サークルオブライフは父エピファネイア、母シーブリーズライフ、母の父アドマイヤジャパンという血統。

 21年8月に新潟競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。2戦目の未勝利戦で初白星を挙げると、同年10月のアルテミスSでは単勝7番人気の伏兵評価を覆して重賞初制覇を飾る。続く12月の阪神JFでは、道中11番手から運び、直線で豪快に差し切ってGIタイトルを獲得した。

 3歳始動戦となった昨年3月のチューリップ賞は3着。続く桜花賞、オークスではそれぞれ4着、12着となる。その後、約4カ月の休み明けで出走した紫苑Sでは、-22kgと馬体を大きく減らしていたが4着に健闘。しかし、レース後に右前屈腱炎を発症し休養に入っている。通算成績は8戦3勝(うち重賞2勝)。