ドバイSCを圧勝したイクイノックス(撮影:高橋正和)

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 ドバイシーマクラシックを圧勝したイクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が、宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)でGI4連勝を目指す。

 今回は初の関西圏でのレースとなること、さらには美浦の坂路が改修工事で使えないことを考慮し、6月頭から栗東で調整されている。幸い、慣れない場所でもテンションは上がることなく、順調そのもの。レースに向けて、着実にコンディションを上げている。

 今回勝てば、天皇賞(秋)、有馬記念、ドバイシーマクラシックとGIのみを4連勝となる。これは日本馬に限ると、アーモンドアイの5連勝に次ぎ、アグネスデジタル、モーリスと並んで2位タイの記録。宝塚記念史上最多タイとなる8頭のGI馬が出走を予定しているが、世界ランク1位のイクイノックスなら─。再度の楽勝まで期待できそうだ。