日本ダービーはスタート直後に落馬して競走中止に終わったドゥラエレーデ(ユーザー提供:あさかさん)

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 史上初となる3歳馬Vを目指し、ドゥラエレーデ(牡3、栗東・池添学厩舎)が宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)に参戦する。

 宝塚記念にはこれまで27頭の3歳馬が出走してきたが、63年コウライオーと02年ローエングリンの3着が最高。03年にはネオユニヴァースが4着。07年にはウオッカが8着と、日本ダービー馬も古馬の厚い壁に阻まれてきた。

 12年のマウントシャスタ(5着)以来、3歳馬として11年ぶりの参戦となるドゥラエレーデは、昨年のホープフルSの勝ち馬。前走の日本ダービーはスタート直後の落馬で無念の競走中止となったが、幸い大きなダメージなし。短期放牧を挟み、春のグランプリへのチャレンジが決まった。

 2歳GIの勝ち馬が勝てば、09年ドリームジャーニー以来で14年ぶり。並み居る強豪古馬を撃破し、記録ずくめの勝利を目指す。