前走は外枠が堪えて6着だったシュバルツカイザー(昨年7月撮影、ユーザー提供:zatsumuさん)

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 函館11RのUHB杯(3歳上・3勝クラス・芝1200m)はシュバルツカイザー(セ5、美浦・大竹正博厩舎)が狙い目だ。

 一見するとムラ馬だが、芝1500m以下では安定感のあるタイプ。実際、前々走の船橋Sでは0秒2差の2着に踏ん張って、現級通用の力を証明している。前走の朱雀Sは0秒3差の6着だが、当時は京都芝1200mでは圧倒的に不利な8枠17番。しかも開幕週だから、いわば絶望的な状況だったわけで、それを考慮すれば十分に評価できる走りだった。

 欧州血統らしい洋芝巧者なので、初の函館もプラス。前走の敗戦で人気を落とすようなら、配当妙味も期待できるので、積極的に買ってみたい。