トーヨーカネツ<6369.T>が新値追いとなっている。同社はきょう午後1時ごろ、6月2日付でスクラムソフトウェア(大阪市中央区)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表。これが新たな買い手掛かりとなっているようだ。

 スクラムソフトウェアは、物流・流通システムに特化したコンピューターシステムの設計・開発・製造・販売を手掛けている企業。スクラムソフトウェアが持つ倉庫管理システム(WMS)や輸配送管理システム(TMS)などのシステム開発力と、トヨカネツのマテリアルハンドリング設備を中心としたソリューション構築力を掛け合わせることで、両社が活躍するフィールドを更に広げ、ともに成長することができるとしている。

出所:MINKABU PRESS