日経レバが400円超の下げ、信用取組はがっぷり四つも売り長の状態続く◇
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570.T>が400円を超える下げで1万7700円台まで水準を切り下げ、5日移動平均線を割り込んできた。日経レバは日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで、変動率が日経平均の2倍に設定されていることが特長。全体相場のボラティリティが高まると、個人投資家を中心とした短期資金が先物を売買する感覚で参戦するケースが増える。売買代金は全市場でレーザーテック<6920.T>に続く2位となっている。全体相場はにわかにリスク回避の流れが強まっている。日経レバは直近データで売り残、買い残ともに増加し、取組に厚みが加わるなか、信用倍率は0.8倍台と売り長の状態が続いている。足もとで日経平均は買われ過ぎとの判断で、依然として下値を見込む個人投資家が多いことを示している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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