レーザーテク、ディスコなど強さ発揮、エヌビディア決算警戒も買い戻しで浮揚力働く◇

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 レーザーテック<6920.T>、ディスコ<6146.T>など半導体製造装置関連は買い優勢の展開。前日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が下落したほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も反落した。ここ半導体関連株の戻り足が急だったが、足もとでその反動が出やすいタイミングにある。きょう米国で発表されるエヌビディア<NVDA>の2~4月期決算にマーケットの注目度が高く、直近にきて半導体市況の低迷が改めて観測されるなか、エヌビディアの株価が前日まで3日続落していることもあって、警戒ムードが拭えない状況にある。ただ一方で、半導体主力銘柄は最近の戻りが急なことで空売りも積み上がっている可能性があり、「買い戻しの動きが株価に浮揚力を与えている」(中堅証券ストラテジスト)という見方もある。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS