<注目銘柄>=エアトリ、旅行需要復調が追い風
エアトリ<6191.T>は、新型コロナウイルスの感染症法上の5類移行に伴う国内・海外旅行需要の更なる増加を背景に、好業績継続が期待できる。
同社は、航空券予約サイト「エアトリ」の運営が主な事業。5月15日に発表した第2四半期累計(22年10月~23年3月)連結決算は、全国旅行支援を契機とした旅行需要の高まりが追い風となり、営業利益は15億8800万円(前年同期比7.5%増)となった。
エアトリ旅行事業の特に国内旅行分野が好調に推移しているほか、海外旅行分野も回復傾向にある。上期決算と同時に、会社側では23年9月期通期営業利益予想を16億円から30億円(前期比33.7%増)へ上方修正した。
また、旅行事業以外にも注目したい。会社側では、コロナ禍の21年9月期から「エアトリ“リ・スタート”」として事業ポートフォリオの構築に取り組んでおり、足もとではITオフショア開発事業、訪日旅行・Wi-Fiレンタル事業、メディア事業、投資事業、地方創生事業が概ね堅調に推移している。これら旅行事業以外の成長継続もあり同社業績は当面増益基調が続きそう。調査機関のなかには、24年9月期同利益40億円強を見込むところもある。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は、航空券予約サイト「エアトリ」の運営が主な事業。5月15日に発表した第2四半期累計(22年10月~23年3月)連結決算は、全国旅行支援を契機とした旅行需要の高まりが追い風となり、営業利益は15億8800万円(前年同期比7.5%増)となった。
エアトリ旅行事業の特に国内旅行分野が好調に推移しているほか、海外旅行分野も回復傾向にある。上期決算と同時に、会社側では23年9月期通期営業利益予想を16億円から30億円(前期比33.7%増)へ上方修正した。
また、旅行事業以外にも注目したい。会社側では、コロナ禍の21年9月期から「エアトリ“リ・スタート”」として事業ポートフォリオの構築に取り組んでおり、足もとではITオフショア開発事業、訪日旅行・Wi-Fiレンタル事業、メディア事業、投資事業、地方創生事業が概ね堅調に推移している。これら旅行事業以外の成長継続もあり同社業績は当面増益基調が続きそう。調査機関のなかには、24年9月期同利益40億円強を見込むところもある。(仁)
出所:MINKABU PRESS