ソフトバンクGが続落、S&Pの格下げ嫌気し下値探る展開に
ソフトバンクグループ<9984.T>が売り優勢の展開となっている。ここ5200円近辺でのもみ合いを続けていたが、目先下値を試す動きを余儀なくされている。米格付け会社のS&Pグローバル・レーティングが前日にソフトバンクGの長期発行体格付けをそれまでの「ダブルBプラス」から「ダブルB」に1段階格下げしたことを発表、これを嫌気する売りを誘発した。傘下のビジョン・ファンドなどの業績悪化で資産リスクが高まっているとの判断である。また、新値圏で堅調な値動きをみせていたナスダック総合株価指数も足もとで5日移動平均線を下回るなど調整色をみせており、米ハイテク株への投資でナスダック市場の動向と連動性が高いとされる同社株にとってもマイナスに作用している。
出所:MINKABU PRESS
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