東京株式(寄り付き)=続落、欧米株安受け売り先行で始まる

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 24日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比229円安の3万728円と続落。

 前日は欧州株市場が総じて軟調だったほか、米国株市場でもリスク回避の売りが優勢となり、NYダウが3日続落し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下げも目立った。米債務上限問題を巡る不透明感が嫌気され、FRB高官による相次ぐタカ派発言なども買いを手控えさせている。東京市場では前日に日経平均が9日ぶりに反落したが、高値警戒感が依然として強く、きょうも利益確定売り圧力が意識される状況にある。取引時間中は米株価指数先物の動向などに影響を受ける可能性もある。

出所:MINKABU PRESS