<動意株・23日>(前引け)=ベクター、ジェイテック、BTM

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 ベクター<2656.T>=物色人気に一時ストップ高。22日の取引終了後、スイスのユニファイ・プラットフォーム社とビジネスパートナーシップを結び、ユニファイが運営する127カ国のメンバーが参加する起業家及び研究者を支援するオンラインプラットホーム「UNIPLAT」に関して、日本国内のブロックチェーンサービススキーム及び海外企業の日本進出サポートエコシステムの構築で協業すると発表しており、好材料視されている。協業によりベクター社のサポートのもと、日本国民も「UNIPLAT」に参加できる法的体制を新たに構築する。また、日本での事業開発を希望する海外企業に対してユニファイ社がスタートする事業調査から法人設立、事業開始までの全てのプロセスをサポートするワンストップサービスを、法務業務面などでサポートする。

 ジェイテック<2479.T>=大幅高で3日続伸。自動車や半導体分野などを軸に技術者派遣を展開するが、国内で今後大規模な半導体生産工場の立ち上げが見込まれるなか、半導体人材の育成及び派遣ビジネスで収益成長が期待されている。株価はマドを開けて4月25日取引時間中につけた戻り高値299円を上回り、新波動入りを示唆している。

 BTM<5247.T>=ストップ高。同社は地方人財を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)推進支援ビジネスを展開しているが、企業の旺盛なデジタルシフトの動きを捉え、トップラインの伸びは著しい。そうしたなか、提携戦略も積極的に進めている。22日取引終了後、商工組合中央金庫(商工中金)と「ビジネスマッチング業務委託契約」を締結し、地方企業のDX推進に向けた協業を開始したことを発表、これが足もとの株価を強く刺激する格好となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS