東京株式(寄り付き)=買い優勢、利食いこなし上値指向継続

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 23日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比158円高の3万1245円と続伸。

 日経平均は前日まで8連騰を記録し33年ぶりに3万1000円台に乗せたが、きょうもリスク選好の流れが継続している。前日の米国株市場は主要株価指数が高安まちまちの展開となり、NYダウは続落したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は反発した。米債務上限問題を巡る不透明感が景気敏感株を中心に上値を押さえる展開となったが、東京市場ではここ米国株市場に連動することなく上値指向が続いている。きょうも海外投資家などの買い攻勢が予想されるなか、目先高値警戒感からの利益確定売りをこなし頑強な値動きが予想される。

出所:MINKABU PRESS