22日の米株式市場では、NYダウが前週末比140.05ドル安の3万3286.58ドルと続落した。
 
 米債務上限問題を巡るバイデン米大統領と共和党のマッカーシー下院議長による会談をこの日の夕方に控え様子見姿勢が強まった。また、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁やブラード・セントルイス連銀総裁などから金融引き締めに前向きな発言があったことも警戒された。このなか、NYダウは下落したが、ハイテク株は堅調でナスダック指数は上昇と高安まちまちだった。エヌビディア<NVDA>やアマゾン<AMZN>、アップル<AAPL>が安く、JPモルガン<JPM>やエクソン・モービル<XOM>が軟調。ネットフリックス<NFLX>やイーライ・リリー<LLY>が値を下げた。半面、テスラ<TSLA>やマイクロソフト<MSFT>が高く、メタ・プラットフォームズ<META>、アルファベットC<GOOG>が上昇。ウォルト・ディズニー<DIS>やインテル<INTC>が値を上げた。

 ナスダック総合株価指数は、62.879ポイント高の1万2720.776と反発した。

出所:MINKABU PRESS