アラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐさん。「若いときほど食べなくなった」という本多さんが、あえてサイズダウンして食費節約につなげている食品について教えてくれました。

アラフィフ夫婦は小サイズの食品を買って節約&食べきり

年齢とともに家庭の状況も変わり、食生活も変化してきます。若い頃と同じような感覚で同じ量を購入すると、食品が余ってしまうこともありますよね。
そこで今回は、アラフィフ2人暮らしのわが家で、あえてサイズダウンした食品を5つご紹介します。

【写真】少量パックは「ちょうどいい」

 

●1:高騰している「卵」は6個パックがちょうどいい

まずは、食卓に欠かせない卵。最近は消費スピードが若い頃に比べて遅くなってきました。若い頃は一度に卵2個使って目玉焼きやオムライスをつくる…なんてこともしてましたが、アラフィフになると1個で満足です。購入量を10個から6個に減らすことで、無駄なく消費できるようになりました。
6個パックは収納スペースも節約でき、冷蔵庫もスッキリします。

購入量を減らすことで節約効果も。10個パックよりも6個パックの方が単価的に若干高いこともありますが、無駄なく使えるため長期的には節約につながります。

 

●2:「牛乳」は500mlならちょうど飲みきれる。買い物もラク

次に、牛乳です。私たち夫婦は以前、1Lの牛乳を買っていましたが、ガバガバと飲まなくなってきたので、自然と購入量も半分の500mlに。
1Lだと賞味期限を過ぎることもありましたが、500mlならちょうど飲みきれます。
もし牛乳がなくなっても、コンビニですぐに購入できるので安心です。

また、購入時の負担が減ります。1Lの牛乳は重さ1kgですが、徒歩で買物に行く日など、500mlなら軽くてラクです。

 

●3:「キムチや漬物」はコンビニの1人前パックがおいしく食べきれる

キムチや漬物も、サイズダウンの対象です。若い頃は普通サイズのキムチを買い続けていましたが、アラフィフになると食べきるまで数週間かかり、最後の方は酸っぱくなってしまい、慌てて豚キムチや鍋にして消費することも。

しかし、コンビニで1人前の少量パックを見つけてからは、このサイズで十分だと気づくことができました。味も最後までおいしくいただけますし、保存場所も取らないのでおすすめです。

キムチ以外にも、ふたりで食べきれる少量パックの漬物をよく買っています。この量がちょうどよく、同じものを食べて続けて飽きることもありません。

●4:「果物」は丸々買わず、カットフルーツで旬を楽しむ

大きな果物も、買う機会が減ってきました。とくにパイナップルやメロン、スイカなどの大きな果物は手間がかかるうえに、食べきれなくなってしまうことが多いのです。

そんなわけで、最近はスーパーやコンビニで販売されている「カット果物」に目が行くことが増えました。ちょっとしたデザートにもぴったりなカット果物は、2人暮らしのわが家にはちょうどよいサイズです。

果物をカットする手間も省けるうえ、後始末もラクです。大きなスイカの皮など、生ゴミが大量に出る心配もありません。
パックから出すだけで自宅での調理がないので、時短にもつながりますね。

また夏場は冷凍果物もおすすめ。食べたい量だけ食べられるので無駄がありません。

 

●5:「豆腐」は新鮮なまま少しずつ使える3個パックに

豆腐一丁を購入すると、一度に使いきれないことが増えました。たとえば「すき焼き」など鍋物に入れるときも、半分くらいで十分。

そこで、小分けのパックに変更しました。3個入りの絹ごし豆腐はそのまま冷奴にも使えます。2つに分かれている豆腐も、みそ汁や煮物など、一度にちょうどよい量です。
木綿が欲しいときは2個パック、絹が欲しい時は3個パック、といった使い分けをしています。日持ちするのもよい点です。

 

●ミニサイズの食品は家計に優しく、食べきれるので心にも優しい

これら5つの食品をサイズダウンすることで、食材が無駄になることが少なくなりましたし、家計にも優しいと感じています。

なによりも、賞味期限を気にしてはやく食べなきゃ…! となることを防げます。アラフィフの方々の参考になれば幸いです。