東京株式(寄り付き)=反落、米CPI待ちで手控えムード

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 10日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比53円安の2万9189円と反落。

 前日の米国株市場ではハイテク株などを中心に総じて見送られる展開となり、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下値を探る動きとなった。4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に買い手控えムードが強く、米債務上限問題を巡る与野党対立が先鋭化することへの警戒感が上値を押さえる要因となった。これを受けて東京市場でも積極的な買いが入りにくいタイミングにある。日経平均は前日に300円近い上昇をみせたが、きょうは日本時間夜に発表される米CPIの結果を控え、ポジション調整の売りが重荷となりそうだ。

出所:MINKABU PRESS