「巨大化したワンちゃんが人間の世界を征服!?」と思わせる、まるでSF映画のような写真をTwitterに投稿したのは、趣味で模型やジオラマを作っているHGS modelさん。

 ワンちゃんとジオラマが融合した写真には「わんこの惑星」「なんというリアル感!」などの声が寄せられ、見た人たちを驚かせています。

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 HGS modelさんは「夕陽の中外撮影しました」とTwitterに4枚の写真を投稿。

 1枚目には本物の工事現場の写真と勘違いしてしまうほど、見事なクオリティーのジオラマが写っています。投稿に「#道路工事ジオラマ」というハッシュタグが無ければわかりません……。

 工事現場でよく見かける「ご迷惑をおかけしてまことに申し訳ありません」の看板も忠実に再現されています。

■ 工事現場の後ろから巨大なワンちゃんが!

 2枚目の写真には、その工事現場の後ろから大きなワンちゃんの顔が!あまりのインパクトと迫力に、ジオラマと分かっていても思わず息をのみます。普段は可愛いワンちゃんも巨大化すると、ここまで怖く感じるとは……。

 3枚目には工事現場を見つめるワンちゃんと夕日のコラボ。ノスタルジックでありつつも、なんだか不思議な感覚。

 最後は種明かし的な写真。のどかな田舎の風景をバックに、道路工事のジオラマがポツンと軽トラックの荷台に置かれています。

■ ジオラマを作っている時も一緒にいる愛犬のユズちゃん

 HGS modelさんに話をうかがうと、写真に写っているワンちゃんは、ミニチュアダックスフントで愛犬のユズちゃん。13歳の女の子です。性格は歳を重ねてきたこともあり、穏やか。臆病で人見知りな部分もあるのだとか。

 作業場でジオラマを作っている時は一緒にいることが多く、作品を撮影している時に映り込むこともあったそう。その際に「サイズ感が面白くて可愛いな」と思い、今回のような撮影をしてみたといいます。

 ユズちゃんは人間と一緒に暮らしている時間が長いからなのか、「気持ちを察して寄り添ってくれる良い子」とHGS modelさん。撮影している時も察しているのか、カメラ目線を送ってくれたり、ジッとシャッターを待ってくれたりするそう。まさにHGS modelさんと一心同体といったところでしょうか。

■ これからもユズちゃんと作品を撮りたい

 ちなみに道路工事のジオラマは1/35スケール。コツコツと空き時間に作り続けて、1年ほどで完成したといいます。これほど細部までディテールにこだわって作ると、やはりそれだけ時間はかかってしまいますね。

 「ユズと私が元気なうちは一緒にこれからも作品と撮影していきたい」と語るHGS modelさん。先日、桜のミニチュアを作ったので、それを使用したジオラマを作り、ユズちゃんと撮りたいと次回作に意欲を燃やしていました。作品の完成が楽しみです。

<記事化協力>
HGS modelさん(@ModelHgs)

(佐藤圭亮)