次世代型路面電車・LRTが8月に開業するのを前に29日、宇都宮市で沿線に住む小学生などに向けた車両の乗り方を学ぶ教室が開かれました。

 LRTの宇都宮駅東口停留所で行われた乗り方教室はLRTを安全に利用してもらおうと宇都宮市が開いたものです。LRTの沿線である 今泉地区と峰地区に住む小学生などを対象に、約120人が参加しました。

 はじめに参加者たちは市の職員から、車両が近づいていることを知らせる接近表示器の見方やレールを横断するときの注意点などの説明を受けました。

 続いて、実際にLRTの車両を使いICカードの使い方や車内でのチャージの仕方を体験しました。車両に乗った参加者たちは、椅子の座り心地を確かめたり車両に施されたデザインのモチーフを学んだりするなどLRTについて理解を深めました。

 宇都宮市では、今後も沿線の地区を中心に乗り方などに関する教室を行っていくということです。