新型コロナウイルスによるマスクの着用や行動制限が以前のように緩和された4年ぶりの春の大型連休。2日目の30日は、あいにくの雨のとなったものの各地でにぎわいをみせました。

 宇都宮市の城址公園では市民にふるさとの魅力を再発見してもらうイベント「フェスタmyうつのみや」が開かれました。4月1日の宇都宮市民の日を記念して毎年この時期に開かれていて今年で36回目を迎えました。

 市民にとっては大型連休の風物詩とも言えるこのイベント。降っていた雨は正午には小雨になり約130の団体が出展するブースには多くの人が訪れていました。

 国土交通省関東運輸局栃木運輸支局によるバリアフリー教室では車いすのままバリアフリーに対応したバスに乗る体験ができ停車ボタンの位置やいかに段差がないのかを確かめることができます。

 来場者は雨のため前回より少ない見込みですが、去年(2022年)は1日で1万8千人が訪れたといいます。

 一方、屋内で楽しめる宇都宮市にある栃木県子ども総合科学館では大型連休の企画として29日から謎解きイベントを開催しています。

 受付で配布される問題用紙を手に館内のさまざまな場所を巡って10問のクイズに答えるもので、訪れた子どもたちは謎解きをしながら休日のひと時を過ごしていました。

 謎解きイベントは大型連休期間中の5月3日と4日にも開かれます。また、5日の子どもの日には施設が無料で開放されます。