18期生は8人が加入した。左端が本田仁美さん、右端が柏木由紀さん。18期生は左から秋山由奈(あきやま・ゆな)さん、新井彩永(あらい・さえ)さん、工藤華純(くどう・かすみ)さん、久保姫菜乃(くぼ・ひなの)さん、迫由芽実(さこ・ゆめみ)さん、成田香姫奈(なりた・こひな)さん、八木愛月(やぎ・あづき)さん、山口結愛(やまぐち・ゆい)さん

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AKB48は2023年4月9日、22年10月から募集していた18期生8人を東京・秋葉原のAKB48劇場で報道陣にお披露目した。

新メンバーのお披露目は17期生の22年5月以来、11か月ぶり。17期はお披露目で「大声ダイヤモンド」(08年)をパフォーマンスしたのに対して、18期は屈指のダンスナンバーとして知られる「根も葉もRumor」(21年)を筆頭に5曲を披露。司会を務めていた先輩の柏木由紀さん(31)と本田仁美さん(21)も、「めちゃくちゃよかった」と舌を巻いていた。

8人中6人がダンス未経験、2か月かけて特訓

お披露目されたのは、秋山由奈(あきやま・ゆな)さん(17)、新井彩永(あらい・さえ)さん(17)、工藤華純(くどう・かすみ)さん(17)、久保姫菜乃(くぼ・ひなの)さん(17)、迫由芽実(さこ・ゆめみ)さん(17)、成田香姫奈(なりた・こひな)さん(19)、八木愛月(やぎ・あづき)さん(18)、山口結愛(やまぐち・ゆい)さん(14)の8人。このうちダンス経験者は八木さんと山口さんの2人で、山口さんが「根も葉もRumor」のセンターを務めた。未経験者の6人と一緒に2か月ほど特訓を重ね、パフォーマンスに臨んだ。

成田さんは歌が得意で「歌キャラ、歌メン」を自任。ソロ曲「水と水鏡」(16年)を歌い上げた。5曲目の「言い訳Maybe」(09年)でセンターを務めた新井さんは、英検準1級(大学中級程度)を持つ国際派。両親が英語を話すことができ、英語が身近な存在だったという。フランス語も勉強しているといい、

「フランスとかでAKB48の活動ができたり、アジアの姉妹グループの人とも交流できたら嬉しい」

と笑顔を見せた。

レコード会社移籍の節目で「新しい風を吹かせられる勢いがつくのでは」

本田さんは18期のレッスンの様子を動画で見て、

「全員のレベルがものすごく高くて、本当にここにいる8人全員がセンターになっても、おかしくないぐらいの可能性を秘めている」

と驚嘆していた。

AKB48は15年ぶりにレコード会社を移籍したばかりで、4月26日には本田さんがセンターの新曲「どうしても君が好きだ」がユニバーサルミュージック/EMI Recordsから発売される。本田さんは

「これからもっともっとAKBの新しい姿をお見せしていくというタイミングで18期生のみんなが入ってきてくれて、すごくレベルの高いみんなが来てくれたということで、これからもっともっとAKBに新しい風を吹かせられる勢いがつくのでは」

と期待を寄せた。

本田さんは18年秋から2年半にわたって日韓合同ユニットIZ*ONE(アイズワン)で活躍。AKB48復帰後は、他のメンバーに振り付けの間違いを厳しく指摘する様子が「本田警察」としてメンバーやファンの間に知られるようになった。

記者会見後に配信された番組では、18期生が改めて「根も葉もRumor」を披露。「本田警察」のチェックを受けるという趣向だ。少し動きが乱れる場面もあったが、本田さんは「ちょっとゴチャっとしてたんですけど、今日は日曜日なので、警察もゆるめなんですよ」。「みんなすごかった」と及第点を与え、柏木さんも

「めちゃくちゃよかった。私たちでも、あんないっぱい練習したのにね」

とねぎらっていた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)