エンゼルスHR新儀式、兜の発案者は大谷翔平 地元中継局紹介「ショウヘイが選んだと聞いた」
本拠地開幕戦ブルージェイズ戦
米大リーグのエンゼルスは7日(日本時間8日)、本拠地開幕戦ブルージェイズ戦でマイク・トラウト外野手が初回に先制2ランを放った。ベンチに帰ってくると、日本の「兜」を被せられて歓喜。今季の新セレブレーションが誕生した。地元中継局によると、発案したのは大谷翔平投手という。
トラウトは初回無死一塁、右腕バジットの初球を豪快に左翼席に運んだ。ダイヤモンドを一周し、次打者の大谷翔平とハイタッチを交わすと、仲間から黄金色に輝く兜を被せられた。ベンチで仲間から祝福された。
エンゼルスの本塁打といえば、昨季は打った選手がベンチでカウボーイハットを被せられる儀式が話題に。大谷も何度となく、その光景を生み出した。今季は敵地から試合が始まり、麦わら帽子を使用していたが、本拠地で行われる今季バージョンが注目されていた。
いったい、誰が考えたのか。すかさずネット上で話題になっていたが、ロサンゼルスの地元中継局でレポーターのエリカ・ウェストンさんは「デビューを果たしましたね。あれはサムライ・ウォリアー・ヘルメットです。ショウヘイが選んだと聞きました」と取材をもとに大谷が発案したものであると伝えた。
さらに「遠征のときにお披露目できなかったのはどうやってパッキングすればいいか分からなかったからです。でも今はVIP荷物に入れる方法が分かったようです」とレポート。本拠地でお披露目となった理由も報じた。どうやら大谷が新セレブレーションにひと役買ったようだ。
(THE ANSWER編集部)